ピル(月経困難症・避妊)
ピル(月経困難症・避妊)
ピル(経口避妊薬)は、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類の女性ホルモンが含まれたお薬です。服用することでホルモンバランスを一定に保ち、排卵を抑制したり、子宮内膜が厚くなるのを抑えたりすることで、避妊以外にもさまざまな症状の改善に広く用いられています。
当院では、患者様の症状やライフスタイルに合わせて、医師が最適な種類をご提案いたします。
【ピルに期待できる主な効果】
・避妊
・生理痛(月経困難症)の軽減月経量の減少
・PMS(月経前症候群)の改善
・生理不順の改善、生理日の移動
・ニキビや肌荒れの改善
・子宮内膜症の予防・改善
当院では、初診の方でも当日からピルの院内処方が可能です。 問診と血圧測定を行い、問題がなければその日のうちに服用を開始できます。
また、性感染症(STD)検査との同日対応も可能です。 ピルの相談とあわせて検査をご希望の方も、まとめて受診していただけます。 夜間も診療を行っているため、日中に時間が取れない方でも安心してご来院いただけます。
ピルは、含まれるホルモンの量や種類によって、主に以下の4つのタイプに分類されます。当院では患者様の目的や体質に合わせて、最適な種類をご提案いたします。
| 種類 | 特徴と主な用途 |
|---|---|
| 中用量ピル |
【月経移動・止血】 |
| 低用量ピル |
【避妊・生理トラブルの改善】 |
| 超低用量ピル |
【生理痛・子宮内膜症の治療】 |
| ミニピル |
【エストロゲンが服用できない方の避妊】 |
避妊に失敗した、または避妊をしなかった場合に、妊娠を防ぐためのお薬です。服用が早いほど効果が高まるため、できるだけ早い受診をおすすめします。当院では当日処方が可能です。
| 種類 | 特徴と避妊効果 |
|---|---|
| レボノルゲストレル |
・72時間(3日)以内の服用が推奨されます。 |
|
ウリプリスタル酢酸エステル (エラ) |
・120時間(5日)以内まで高い効果を維持します。 |
※排卵のタイミングにより効果は異なります。
※服用後約5日間は通常のピルの効果が低下するため、ピルを常用中の方は服用再開のタイミングについて医師の指示に従ってください。
ピルの服用にあたっては、以下の副作用やリスクを正しく理解していただくことが大切です。副作用の頻度や程度には個人差があります。
【主な副作用】
服用開始から1~3ヶ月の間、ホルモンバランスの変化により以下の症状が現れることがあります。多くの場合、服用を続けることで徐々に治まります。
・吐き気、頭痛
・不正出血(予定外の時期の出血)
・乳房の張り、むくみ
・気分の変化(イライラなど)
【重大な副作用:血栓症】
血管内に血の塊が詰まる副作用です。頻度は極めて稀(1万人に対し数人程度)ですが、以下の症状が出た場合は直ちに服用を中止し、受診してください。
(サイン:激しい腹痛・胸痛・頭痛、見えにくい、ふくらはぎの痛み・腫れ)
正しく内服することで高い避妊効果が期待できますが、飲み忘れがある場合は効果が低下する可能性があります。毎日決まった時間に服用する習慣をつけることが重要です。
保険診療につきまして
当面の間、保険診療のご相談でご来院いただいた場合でも、当院では自費診療のみの対応となります。