STD・関連症状
STD・関連症状
感染率が最も多く、国内の保菌率は3~4%と言われているものの、検査希望者だけに限れば10人に1人は感染していることをよく経験します。感染しても大半の方が無症状または軽症にとどまるため、感染は拡大しやすいです。
かつては1回の内服が主流でしたが、近年は1週間内服の治療の成績が優れていることが国際的に知られています。これらの耐性菌は知られていなく容易に治癒します。
治ったかの確認は2~4週間後に再検査を行います。
検査のタイミングが早いと、菌の死骸(死菌)の影響で、本当は治っているのに検査が陽性になってしまう(偽陽性)ことがあります。治療後にも症状が続く場合には、治療失敗や再感染、その他感染症の合併が考えられますので、再度検査が必要です。また、性器感染例の70%に肛門直腸感染していたことが報告されており、こちらの方が治療失敗が多いです。希望に応じて肛門検査も可能です。
感染確率が非常に高く(20-30%)、何回でも感染します。様々な症状を引き起こしますが、自覚症状がなかったり、症状が自然消失することもあり注意が必要です。
基本的には1回の治療で終了しますが、最近は抗生物質の効きにくい耐性菌が増えており、世界的にも恐ろしい菌の1つに数えられます。また感染が広がって腹痛なども伴う場合には点滴を数日続けることもあります。当院では大学と連携してどの薬が有効か調べる場合があります。
治ったかの確認は1~2週間後に再検査を行います。
検査のタイミングが早いと、菌の死骸(死菌)の影響で、本当は治っているのに検査が陽性になってしまう(偽陽性)ことがあります。治療後にも症状が続く場合には、抗生物質の耐性菌による治療失敗や再感染、その他性感染症の合併が考えられますので、再度検査が必要です。
日本では2010年以降に増加しており、様々な症状が起こります。感染後に症状がでても自然に回復し、その後長い期間体内に隠れ潜み、そのまま未治療だと晩期梅毒と言われる命に危険性がおよぶ病気となってしまいます。遺伝子検査ではなく抗体検査で診断するので早期診断が難しく、専門性の高い医師による診察が望ましい病気です。
1ヶ月ほどの内服でほとんどは治癒しますが、眼梅毒や内耳梅毒、神経梅毒にまでなってしまった場合には入院で点滴が必要になります。
採血の再検査を行います。「治った」といえる数値は治療前の数値と比較し判断するため、人により異なります。また、「治った」と言える時期も個人差があるため、治療効果判定のタイミングは人によって異なります。
HIV感染症の方が、「エイズ指標疾患」といわれる病気を発症してしまうと、エイズ(AIDS)といわれる状態になります。治療薬が非常に良くなってきているため、早期発見し治療を開始した場合であれば、非感染者とほぼ同じだけの寿命を全うすることもできるようになってきました。PrEPやPEPと呼ばれる予防法もあります。
現在のところHIV感染症を「完治」させることはできません。しかし、抗HIV薬を毎日忘れず飲み続ければエイズを発症させることなく、血液中にいるHIVをほぼ見つけられないくらいに減らすことができます。
内服薬を予防的に毎日服用します。決められたスケジュールを守り内服することができれば、性行為によるHIV感染は99%程度予防することができます。PrEPを開始後、血液や膣組織で最大の保護効果を発揮するのに3週間程度かかると報告されています。曝露後予防(HIV PEP)含め、適切な使用方法を守れば耐性ウイルスの出現リスクは極めて低いと言われています。B型肝炎予防にも有効です。
エイズ発症前に抗HIV薬による治療を開始した場合には、1~3カ月ごとに病院・クリニックへ通院し、毎回採血検査を行います。血液中のHIV量や免疫の状態をあらわすCD4細胞数を測定し、治療が上手く行えているかを見ていきます。U=U(検出されない=相手にほぼ移さない)の状態にすることが現在のHIV診療の目標です。
ほとんどの場合で無症状であるため、気づかないうちに感染していることが多いです。性器への感染がなくても咽頭に感染していることもあるので注意が必要です。
かつては1~3回の内服が主流でしたが、近年は1~2週間内服の治療の成績が優れていることが国際的に知られています。性器感染よりも治療抵抗性が高いことがあるため一回内服はおすすめしません。
治ったかの確認は2~4週間後に再検査を行います。
検査のタイミングが早いと、菌の死骸(死菌)の影響で、本当は治っているのに検査が陽性になってしまう(偽陽性)ことがあります。治療後にも症状が続く場合には、治療失敗や再感染、その他性感染症の合併が考えられますので、再度検査が必要です。
ほとんどの場合で無症状であるため、気づかないうちに感染していることが多いです。性器への感染が無くても咽頭に感染していることもあるので注意が必要です。
基本的には1回の治療で終了しますが、最近は抗生物質の効きにくい耐性菌が増えており、世界的にも恐ろしい菌の1つに数えられます。また感染が広がって腹痛なども伴う場合には点滴を数日続けることもあります。筋肉注射の抗生物質はのどへあまり届かないため、点滴が推奨されます。当院では大学と連携してどの薬が有効か調べる場合があります。
治ったかの確認は2~4週間後に再検査を行います。
検査のタイミングが早いと、菌の死骸(死菌)の影響で、本当は治っているのに検査が陽性になってしまう(偽陽性)ことがあります。治療後にも症状が続く場合には、抗生物質の耐性菌による治療失敗や再感染、その他性感染症の合併が考えられますので、再度検査が必要です。
尿道炎や子宮頸管炎を引き起こす「性感染症」として世界的にも新たに認知されている病原微生物です。淋菌やクラミジアと比べると軽症な場合が大多数ですが、特効薬がなく複数の抗菌薬を用いる必要がでたりと世界中で治療に苦戦を強いられています。無症状の場合が多く、自然消退も半年から2年程で報告されています。不妊などの長期保菌による影響は諸説あるもの十分にわかっていないため、抗菌薬を用いて無症状保菌者を治療する意義は不明です。なぜなら抗菌薬をむやみに使用することで発生する耐性菌や、稀ながら重篤な副作用が懸念され、治療さえ個人や公衆衛生にとって害になりうるためです。検査/治療の対象も各国によってバラバラなのが本菌の複雑さを物語っています。当院では研究機関と連携して薬剤耐性検査を必要に応じて行う場合があります。
2種類以上の抗菌薬(合計2~4週間ほど)を用いるのがより確実ですが、その代わり自費で治療費が高額な上、副作用を経験する可能性がより高くなります。
抗菌薬の服用が終了してから3~4週間後に再検査を行います。
歴史的にはウレアプラズマとして区別されておらず、後にウレアプラズマウレアリティカムとウレアプラズマパルバムという別の菌種として区別されるようになりましたが、婦人科においてはそれぞれの臨床的な違いは諸説あり同等に扱われることも少なくありません。佐賀の国立病院で一般妊婦の半数近くから検出されたという報告があり、何事もなく膣内に住み着いていること自体は決して珍しいことではありません。
ウレアプラズマウレアリティカムは特定の条件下で男性尿道炎の原因菌になることがありますが、詳細はまだわかっておらず大多数は単なる保菌と考えられています。
早産や新生児感染症、不妊症の原因微生物として不妊分野では世界中で研究されているものの、不明な点が多いので、現在は抗菌薬の不適切仕様の懸念が勝り治療は推奨されていないのが国際的には一般的です。
治療が行われる場合には、マイコプラズマジェニタリウムに準じる場合が多いです。
ウレアプラズマに準じて紹介される場合が多いですが、帝王切開などの手術部位感染や産後発熱の原因として疑われる場合もあり、重篤な心内膜炎を引き起こした稀なケースも報告されています。細菌性膣症と関連している可能性がありますが、矛盾するデータもあります。
ウレアプラズマよりは保菌率が低くなりますが、流産・早産との関連性は比較的弱く、こちらも治療は推奨されていないのが世界の医療水準です。
治療を行う際はマイコプラズマジェニタリウムに準じる場合が多いですが、薬の種類が一部異なります。
一度感染すると、生涯体の中に隠れ続け、疲れたときや免疫が落ちたときに症状がでます。1型は幼少期に、2型は性的活動が始まってから初感染することが多いです。症状が無い時もウイルスが排泄されている場合があり、感染者の69%は症状の無い無自覚者と報告されています。
ヘルペスの前兆に気が付いたらできるだけ早く抗ウイルス剤を5~10日間程度内服します。
一度感染したヘルペスウイルスが体内から排除されることはなく、一度治療しても、再び再発をすることがあります。年に6回以上繰り返してしまう方には、再発抑制療法という、抗ウイルス薬を毎日内服する治療が保険適応で可能であり、パートナーへの無症候性排泄が抑制されることも証明されています。抑制には内服から5日程かかると考えられています。
痛みやかゆみを伴わないイボのようなものが性器、肛門周囲、膣内にできます。直接視診で診断しますが、自覚症状もなく、とりわけ膣内は自身で発見することは困難です。
塗薬や液体窒素による凍結療法、外科的切除などがあります。漢方が治療のサポートとなり得ます。
再発することもあり注意が必要です。ワクチンがありますが既に感染しているウイルスに効果は期待できません。
カンジダはもともと体にたくさん住んでいるカビの仲間ですが、これが通常以上に増殖することで様々な異常を引き起こします。体の免疫力が落ちたり、寝不足で体力が落ちたとき、抗生物質を飲んで他の細菌の数が減ったときなどに増殖します。性病ではないので誰にでも起こりえます。
抗真菌薬の1日内服が簡便ですが、薬剤耐性・副作用・胎児への悪影響を考慮すると膣錠1~2週間使用する場合が多いです。
薬剤耐性菌が増加しており、症状が治まらなかった場合に再検査を行います。当院は大学と共同で保菌しているカンジダに対してどの薬剤が有効か研究を行っております。また、再発を繰り返す方にはいくつかの予防方法をご案内しております。
男性は通常何も症状がなく、女性も半分の人は症状がありません。症状の出る女性では膣に炎症を起こし(膣炎)、おりものが増えたり、悪臭が出ます。治療しなければ治りません。
抗原虫薬(メトロダゾールなど)の内服(10日間)または膣錠
治療効果判定は内服終了から3週間後に再検査を行います。
急性の肝障害が起こり、悪化すると入院が必要になってしまいます。中には1%程度の確率で劇症化と言って命に危険がおよぶ重篤な状態になってしまうこともあります。感染者の血液や精液中にB型肝炎ウイルス(HBV)は含まれ、輸血やセックスによって感染が起こり、高濃度のウイルスを含む分泌液にわずかに触れるだけで感染してしまうことがあります。
多くの場合肝炎自体は自然に治りますが、症状が強い場合には入院が必要です。感染が慢性化(血液中からウイルスが消えずに残ってしまった状態)したり、劇症肝炎に移行してしまった場合には、インターフェロンや核酸アナログ製剤という薬を使用することもあります。
かつてはHBs抗原が消失し、かつHBs抗体が出現すれば完治したと考えられていましたが、肝細胞内にHBVのDNAが残存し、免疫抑制状態では再活性化が起こりうる、すなわち、本当の意味で完治したと断定することはできないことが明らかになりました。治癒した後であれば通常の免疫状態では性行為による感染リスクは低いものの、免疫抑制(化学療法、生物学的製剤、ステロイド大量投与など)でHBVが再活性化することでDNAが血液中に出現することにより再び感染力を持ってしまいます。そのため、パートナーや家族のような濃厚接触がある可能性がある方はB型肝炎ワクチンを確実に接種することが大切です。
急性の肝障害が起こり、悪化すると入院が必要になってしまいます。感染者の便の中にウイルスが含まれ、手や肛門を介して感染します。ワクチンがあるので、予防をすることが可能です。
自然治癒
慢性化をすることはなく、感染したその時だけの症状で済みます。もし肝臓の障害が強くなっていた時には、自覚症状が良くなっていたとしても、採血を頻回に行い、肝機能の悪化がないか確かめます。B型肝炎同様にワクチンで予防することができます。
C型肝炎ウイルス(HCV)に感染することで、肝臓に炎症が起きる病気です。 性感染症としては、血液を介した感染(粘膜の傷など)が主な経路となります。感染しても自覚症状が出にくく。放置すると数十年かけて「慢性肝炎」から「肝硬変」「肝がん」へと進行するリスクがあります。
20~30%は自然にウイルスが排除されることから、必ずしも治療の適応になるわけではありませんが、現在は医学の進歩により、早期に見つけて内服薬を数ヵ月間正しく服用すれば、95%以上の確率でウイルスを排除できると言われています。妊娠がなく性行為を希望しているなど早期治癒の希望があれば自然治癒を待たずに治療も検討されます。
ウイルスが排除された後も、肝臓の健康を守るためのケアが重要です。ウイルスがいなくなった後も、肝臓に残ったダメージを評価し、肝がんが発生しないか定期的にエコー検査や血液検査で確認します。治療に成功しても、再びウイルスに触れる機会があれば再感染します。パートナーとの適切な感染予防(コンドームの使用など)や、血液に触れるリスクを避けることが大切です。
妊婦検診の項目に含まれている感染症です。現在のところ完治の報告はありません。検査で見つける意義はありますが、発症には長い年月がかかる場合が多く、特有の伝染予防方法もないため、当事者が精神的ショックを受けたり民事トラブルに発展する懸念もあるので、検査には受診者側の希望を要します。HIV PrEPに用いられるテノホビルが感染を抑制するのではないかという報告もあります。
細菌性腟症とは 細菌性腟症は、腟内の「自浄作用(細菌のバランスを保つ仕組み)」が乱れ、本来少ないはずの雑菌が増殖してしまう状態です。年3~4回以上繰り返すことを再発性細菌性腟症といいます。この場合はその場の治療だけでなく、専門性の高い医師と今後の予防方法の相談をすることをお勧めしており、当院で対応が可能です。
通常、腟内は「ラクトバチルス菌」という善玉菌によって弱酸性に保たれ、雑菌の繁殖を防いでいます。しかし、疲労やストレス、性交渉、腟内の洗いすぎ(ビデの使いすぎ)などにより、この善玉菌が減ってしまうと、雑菌が急増して細菌性腟症を引き起こします。
治療は、腟内の洗浄や抗生剤の腟錠(入れ薬)、場合によっては内服薬を使用します。数日の治療で症状は改善します。 「これくらいで受診してもいいのかな?」とためらわず、お気軽にご相談ください。
細菌性膀胱炎とは 尿道から入り込んだ細菌が、膀胱の粘膜に感染して炎症を起こす病気です。女性は尿道が短いため、体調不良や冷え、ストレスなどで免疫力が低下した際に、比較的かかりやすい疾患です。
主な治療は、原因となっている細菌を退治するための抗菌薬(抗生剤)の内服です。多くの場合、数日の服用で症状は劇的に改善します。 「これくらいで…」と我慢せず、早めにお薬を服用することで、症状の長期化や腎臓への感染(腎盂腎炎)を防ぐことができます。
保険診療につきまして
当面の間、保険診療のご相談でご来院いただいた場合でも、当院では自費診療のみの対応となります。